秩序の左手を、魔王より先に
あなたは王国から遣わされた冒険者です。黒風が吹き荒れる荒野を越え、死者が売り買いされる骸の市を抜け、神の右手から切り落とされたという秘宝「秩序の左手」を探しに行きます。
同じ秘宝を、魔王も狙っています。先に手に入れ、王国へ持ち帰ること。それがこの旅の目的です。
描くのは、単純な善悪ではありません。秩序と自由、信仰と呪い、取引と代償。この世界では名前も、記憶も、未来も、商品として値段がつきます。
読んで、選ぶ。それだけ
段落を読みます。一段落ごとに、その場面の挿絵がつきます。
末尾に並ぶ選択肢から、ひとつ選びます。「古い巡礼路を進む」「干上がった河床へ降りる」——選んだ先で物語が分かれます。
手に入れた道具、負った呪い、結んだ契約は「冒険の書」に記録され、後の場面に効いてきます。
プレイヤーの状態は 技量・体力・運命・骨貨 の4つ。骨貨はこの世界の通貨で、支払えないときは名前や記憶で代わりに払うことになります。
第1章 第1段落。画面上部に4つのステータスが並ぶ
骸門広場。七つに分かれた道の、どれを行くかを選ぶ
持ち物と記録が、道をひらく
選択肢は、いつも全部選べるわけではありません。特定の道具を持っているか、誰と同行しているか、どんな契約を結んだか——条件を満たしていない選択肢は、封じられた状態で見えています。そこに道があることだけは分かる、という見せ方です。
だから同じ場所でも、前の章で何を拾い、誰を助け、何を売ったかによって、通れる道が変わります。
死者の書庫。「死者の書庫札」などを持っていれば、別の入り方ができる
運を天に任せる場面もあります。運命を使った判定に成功すれば先へ、失敗すれば体力を失って別の段落へ。
檻の鍵を外せるか。成功と失敗で、進む段落が変わる
戦闘は、2個のサイコロで
敵と戦う場面では、技量に六面体ダイス2個を加えた攻撃力を、敵のそれと比べます。勝てば相手の体力を削り、負ければ自分が削られます。古典的なゲームブックの作法そのままです。
戦闘は避けられることもあります。逃げる、買収する、別の道を行く——どれを選ぶかで、その後に持ち越すものが変わります。
荒野犬との戦闘。敵にも一体ずつ絵がつく
負けても、そこで終わりとは限りません。敗北には敗北の続きがあり、捕らえられ、売られ、別の場所から物語が再開することもあります。
敗北の結果画面。ここから、捕らわれた者の道がはじまる
全段落に、挿絵がある
ペン画ふうのモノクロの挿絵を、段落ごとに1枚用意しています。戦闘で出会う敵にも、勝敗それぞれの結果絵にも、専用の絵がつきます。読み進めるほど、荒野と市場と沼地の輪郭がはっきりしてくる作りです。
いまつくっているところ
- 第一部 第1章「黒風の荒野」 — 本文・分岐・挿絵ともに制作済み
- 第2章「骸の市」 — 制作済み
- 第3章「死の沼地と狂商の城塞都市ガロウメルク」 — 制作済み
- 第4章「堕ちた修道院と審判の釘」 — 執筆中
- 第5章「神の傷痕」 — 書きはじめたところ
まずブラウザで遊べる形で仕上げ、そのあとスマートフォンのアプリ化を検討しています。
仕様・画面・テキストは、公開までに変わることがあります。